アメダス

難解!道民でも読めない!?北海道の読み方が難しいアメダス地点7選

こんにちは!

気象予報士の住友です。

 

突然ですが、かつて私が就いていた気象キャスターという仕事は天気をわかりやすく解説する仕事です。

とはいえ、気象にいくら詳しくても、その土地や地名を正しく覚えなくては仕事になりません。

気象で扱う地名は主にアメダス地点となりますが、北海道出身(地元民)でもなかなか正しく読めないアメダス地点があります。

ここでは、そんな難解な北海道のアメダスについて7地点を、地元の名物や気象的な特徴と一緒にご紹介します。

 

そもそもアメダスとは?

アメダスは、「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、頭文字をとって「AMeDAS」と言います。

1974年に運用を開始して、2020年6月現在、全国には約1300か所のアメダスが設置されて、降水量や気温、風向・風速なおどの気象データを観測しています。

 

北海道には、降水を観測するアメダスは220か所以上あり、全都道府県の中で最も多くアメダスが置かれています。

アメダスは、約17km間隔で設置され、日本を網目のように細かく観測することができます。

そのため、面積の広い北海道は必然的にアメダス地点が多くなり、新人の気象キャスターは覚える地点も多くなります。

特に、旅行や観光が好きではない気象キャスターは、道央周辺の地名はわかっても、道東や道北、道南に土地勘がないため、新たに覚える地名が多くなる上に、アイヌ語に当て字をしている北海道ならではの地名があるため、難易度が増すようです。

 

音威子府

道北の上川地方に位置する「音威子府」。

「おといねっぷ」と読みます。

稚内行の特急もとまる待ちで、駅校舎内の真っ黒いそばとめんつゆが特徴の「音威子府そば」が有名です。

コシが強く、北海道の無骨な感じがにじみ出るようなそば、ぜひ一度ご賞味下さい!

 

増毛

なんともありがたい地名「増毛」。

道北の留萌地方に位置する「増毛」は、「ぞうもう」ではなく「ましけ」と読みます。

開拓のころはニシンで栄えた、現在も漁業が盛んな町です。

鉄道好きな方なら、増毛ー留萌間が廃線になるときは、かなりメディアに取り上げられたのでご存じの方も多いかも知れません。

 

達布

増毛と同様、道北の留萌地方に位置する「達布」は「たっぷ」と読みます。

留萌市の隣町である小平町(おびら)にあるアメダス地点で、放送などでは「小平町達布」と表現します。

かつては、達布森林鉄道が走っており、留萌港に向けて森で伐採した樹木を運び出していました。

 

この小平町では、クビナガリュウなどの化石が発掘されており、私を含め化石好きには有名すぎる町です。

 

雄武

オホーツク海側に面する町「雄武」は、「おうむ」と読みます。

ホタテやカニなどが有名な町です。

肉厚なホタテは、シンプルにただ焼いて醤油を垂らすだけで美味しい!!

地元の飲食店では、ホタテを使った料理がいろいろあるので、ぜひ食べ歩きしてみて下さいね!

 

留辺蘂

 

雄武と同様オホーツク海側に位置する「留辺蘂」。

「るべしべ」と読みます。

かつては留辺蘂町でしたが、市町村合併により現在は北見市の留辺蘂となっています。

道北から道東へ移動する際に利用する石北峠の道東の玄関とも言える留辺蘂。

留辺蘂には、山の水族館があり、滝壺で泳ぐ魚や、凍った川で氷の下で泳ぐ魚など珍しい展示を見ることができます。

 

押帯

道東の十勝地方に位置する「押帯」。

本別町内の地名のため、なかなか読めない人が多い地名です。

アイヌ語に当て字をしたもので「おしょっぷ」と読みます。

 

押帯のある本別町は、豆で有名な町です。

秋になると、様々な種類の豆が沢山収穫されます。

 

川汲

 

函館中心地から車で40分ほどの所に位置する「川汲」は、「かっくみ」と読みます。

函館市の南茅部地区に位置する川汲は東側に海があることもあり、気象予報士の中では降水量が多い町として有名です。

東風に乗って雨雲が入る場合など、周りのアメダスに比べ降水量が多くなります。

ちなみに、川汲の他にも同じ渡島地方では「千軒」が同じ東風で降水量が多くなりやすい地点となっています。

また、川汲は駒ヶ岳の麓に位置しており温泉が有名です!

 

知方学


道内アメダスの中でもベスト3に入るほどの難解アメダス地点「知方学」。

アメダスの表記では「ちっぽまない」と読みます。

釧路市から厚岸町に向かう途中、南下すると知方学に。

気象予報予報士視点では、道内でも有数の気温の上がりにくい所・・・涼しい所として有名です。

真夏でも最高気温が15℃に届かないことも珍しくなく、一年を通しても最高気温が25℃以上の夏日が1日もないという年もあります。

(ちなみに2019年は夏日は8日でした)

 

以上、北海道の難解アメダス地点7選でした。

ちなみに、旅好きな私は6地点は問題なく読めましたが、知方学はこの仕事をして始めて読み方を知りました。。。

(現地には「ちほまない」と書かれた看板もあるので・・・ちっぽまないなんだ...と思った記憶があります。)

 

来道されたとき、道路標識を見つけたら、ぜひドヤ顔で読める自慢してみて下さいね!

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