気象

北海道は独特!天気予報の全国との違い

こんにちは!気象予報士の住友です。

旅行が好きな私は、全国あちこちにふらっと旅にでます。

できる限り、地元のスーパーをのぞき聞いた事のない食材を買ってみたり、ホテルのテレビではローカル放送を見るようにしています。

有名な観光地もいいのですが、その土地ならではの生活を知るのも旅の醍醐味のひとつだと思っているからです。

そこで、気づいたテレビの天気予報(気象情報)について全国と北海道の違いをまとめてみました。

 

警報・注意報が最後!

もともと民放では、警報・注意報は荒天時にしか発表しないことが多いですが、国営放送ではどんな日も警報や注意報を放送します。

全国的には警報・注意報は気象情報の冒頭に放送することが多いのですが、北海道は、気象情報の最後に放送します。

地域も広いため、荒天の際は、警報だけで画面が2枚、注意報も6枚くらいあり、警報・注意報だけで30秒以上流すこともめずらしくはありません。

 

地域が多い!

北海道は広いので、時系列(時間毎の天気)の画面が3枚の放送局が多いです。

道北エリア、道央・道南エリア、道東エリアに分類し、そこの主な都市の天気を紹介しています。

他の都府県の場合、1枚で終わる所、北海道は3枚、しかも1枚当たりに含まれる都市の数も10個程度と多くなっています。

 

時系列予報が充実している!

北海道では、どの放送局も天気予報では時系列予報を流しています。

・・・他都府県では、一日の天気を出すだけで、時系列予報のない所もあります。

 

しかも、民放では北海道の時系列予報の天気マークがかなり充実しているのが特徴です。

北海道の太平洋側では初夏から夏にかけて霧の季節になります。

通常の天気マークでは、霧は曇りマークで表現しますが、

時系列予報の画面では車がヘッドライトを付けている「霧」を使っている放送局もあります。

 

天気図を出す

北海道では、第一次産業の従事者が多く、気象情報は生活情報以上の意味あいがあります。

漁師さんや農家さんなどは、天気予報を見て明日の仕事の予定、1週間の仕事の予定を組みます。

 

ご自身で天気図を見て判断される方も多く、気象キャスターが出演する気象情報では天気図を出す放送局が多いです。

 

西日本などで気象情報を見たときは、天気図もなく、時系列もなく、ソフトな雰囲気の気象情報を解説し、キャスターが撮影してきた花の写真の紹介、クイズをだしたりしていたことにかなり驚きましたが、それは、その土地の産業のウェイトの違いも大きいからだと思い、その地域の視聴者の求める情報の形なのだと感じました。

 

放送時間が長い!

北海道の場合、天気予報のコーナーの時間は5分から7,8分程度です。

全国の場合は、たいてい3分前後であっという間に終わります。

これは、上記で紹介したような天気図や時系列予報、警報・注意報の画面の枚数の違いなどを集約すると、トータルで放送時間が自ずと長めになるためです。

北海道では、第一次産業に従事している方が多いため、気象情報が仕事に直結します。

3つの海に囲まれている北海道は、同じ日でも地域毎に天気が全く違うこともあります。

詳しい気象情報が視聴者から求められている土地柄ともいえます。

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